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<<   作成日時 : 2017/03/27 23:56   >>

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18日の行事で、勤務先での仕事は基本的に終わった。まだ、月末まで通わなければならないのだが、8時までに着いていなければならないということはなくなったので、「早起き」をしなくてもよくなった。長年の習慣で、ほぼ決まった時間に目が覚めるとは言え、多少の誤差はある。家を出る時間は、バスの時刻を元に決まるのだが、その選択は、西鉄久留米駅到着が7時半前の急行か特急に間に合うことが条件となっている。

現実には、バスの本数の関係もあって、家を6時15分に出れば、薬院駅6時39分の急行に間に合い、もし、バスが遅れても、そのまま福岡駅まで行けば、7時発の特急に間に合う。問題は、西鉄久留米駅からなので、薬院6時39分ならば、西鉄久留米駅に7時20分頃到着だから徒歩でも校長室には8時前には着いているが、福岡7時の特急だと徒歩では、朝の連絡会に間に合わないからバスかタクシーを利用することになる。なお、この連絡会では、8時10分から、ほぼ15分掛けて、中高の教頭や事務(室)長と一日の業務を確認し、8時半からの教員朝礼に臨んでいる。というわけだが、家を6時15分に出られるためには、概ね、朝5時に起きることになり、これが、ずっと強迫観念であった ― 退任の期待される効果は、この「強迫観念」の消滅。これは大きい。

ともかく、この「強迫観念」は18日で消滅、後は、基本的に、残務整理だけになったわけだが、つい浮かれて、勤務先に置いてあった礼服類を自宅に持ち帰り、20日の晩は家人と(まあ、行きつけ(!)の)フランス料理屋で豪華な晩餐という次第だったが、帰宅後知人のブログを見て、翌21日の勤務先系列の大学の卒業式のことを完全に失念していたことを思い出した。もし、ブログ記事を見ていなかったら、と思うと冷や汗ものであった。ともかく、勤務先での会議類は、21、22の両日で終わり、設置法人の理事会や評議会も24日で済んだが、残っているのは文字通りの身辺整理で、これがなかなか進まない。月末まで(現時点で)数日あるが、毎日、校長室に行けるわけではない。

後任の校長の参考にと思って、この三年間、校長室に来た書類は原則として保管することにし、月ごとにファイルボックスに収めてある。1個のファイルボックスでは済まない月もあって、当初準備した36個では足りなくなった。三年余り前にファイルボックスを手当てした大学近所の文房具屋はいつの間にか閉店しており、取りあえずは他の用途で使用中だったものを使いまわしたが、それでも、1個か2個不足になった。各箱の中身も未整理のままだが、整理する時間がない。一応は、一次資料の集積という意味で、ある時期の勤務先の状況を留める重要な価値があるはずだが、後任者に廃棄されても仕方がないとは思っている。

その一方で、この三期九年間の重要な儀式での式辞類をすべてまとめ、それに全体としての前説 ― わたくしの教育観(?)社会観(?)― を付した資料を(「校長雑記」と称して)、ここ半年掛けて用意してきた。この作業も基本的には自らの存在証明なのだが、思ったより長大なものになってしまい、処理に苦慮している(現在の版は、A4で、161ページある。ただし、目次2ページ、文献表3ページ、索引8ページ。式辞類は、全体として、82ページ)。最後の整理をしているうちに、いくつか収めておくべきであった資料が出てきたりする。ある程度まとまった段階(版)で、Kinkos に持ち込んで、製本資料化したみたが、結構費用がかかった。同窓会の幹部と教員の一部、また、知人の何人かには、これらの製本資料をお渡ししているが、それだけでは十分と考えているわけではない。改めて、ホームページを開設して、そこに貼り付けておくべきかどうか。そう急ぐ話ではないが、思案のしどころではある。まあ、もう過去の人、何も粋がることはないのだが…。

ところで、書類の方は、上述の事情で、それほど捨てなければならないものが残っているわけではない。むしろ、2014年4月以前のものは、基本的に全部捨てるが、4月からは大体残してしまうのだから。後任の校長は歴史学者ではないようなので、結局は、これらも捨てられてしまうか、あるいは、未整理のまま、校史資料室に移動することになるのだろう。

残念なことだが、(間もなく、前)勤務先の事情としては、歴史教科担当の教員が、受けて来たはずの歴史研究の訓練の経験を教科教育の場で十分に活かすことができていないのではないかという気がする、つまり、事項の紹介や解説ばかりで、資史料の扱い方、整理や校訂、についての手ほどきは、授業として、ほとんどされることはないように思う。このことは、生徒たちが大人になって、かれらなりの歴史を作り出していく上で、もっとも大事なことが伝えられていないことになるのではないだろうか。資史料と言っても、学校史、体育祭史、文化祭史、部史、など、手近なものを毎年扱って見せるだけでよいはずだと思われるが、どうだろうか。上掲「校長雑記」は、この意味で、わたくしなりの提案であり、また、三年間の文書類をできるだけ残しておこうと考えたのも、それらが曲がりなりにも一次資料だからである。

身辺整理に手間取っているのは、主に、校長室に置いてある書籍類の始末に悩んでいるからである。大きな理由が二点ある。第一に、校長室で多少とも研究紛いの仕事ができるものとして関連する資料や書物を持ち込んだこと、第二に、いじらしいことではあるが、読んだ後で適当と判断できたなら学校の図書館への寄贈も考えようとして、かなりの書物を買って、その実、積読状態、あるいは、すでに図書館に収納済みというものがかなりある(この中には、英語の書物も少なくない)ことである。

第一のものについては、退任後に何とか使えそうな時間を考え、その中でできそうなことは、ほんの僅かだろうから、手元に残して置くものは、当然、絞り込まなければならない。校長室に持ち込んだものでも、全部持ち帰ることはないわけである。長い間持ち歩いていながら、結局、全く手を出さなかった書物

       Branko Gruenbaum and G. C. Shephard:Tilings and patterns.
                 W. H. Freeman and Company, New York, 1987.
                 ISBN 0-7176-1193-1

も、逡巡の挙句、(図書館に)置いていくことにした。(前)勤務先校のオタク生徒が何とかしてくれたら嬉しいと思う。なお、この本については、書評がネット上にある:

       https://projecteuclid.org/download/pdf_1/euclid.bams/1183554198

また、どうしようかと迷いつつ、一応は持ち帰ったのが

       Alan D. Taylor: Mathematics and politics. Strategy, Voting, Power and Proof.
                 Springer, 1995.
                 ISBN 0-387-94391-9

である。これも古い本のせいか、ネット上に関連記事が多数ある。当ブログでも何回か言及している。翻訳はあるのだろうか。

どちらかと言えば、第二分類に属すのだが

       Johannes Kepler: The harmony of the world.
                  American Philosophical Society, 1997

も置いていくことにした。これは、デューラーの「測定法教則」にある(正五角形の作図)の不正確さの指摘があるとのことで、該当箇所を確認するために購入したものである。そういえば、西欧15世紀から19世紀辺りまでを論じた山本義隆氏の一連の書物も校長室にあるが、これらは図書館にもある。

他にも、一応持ち帰ったものに、ナポレオンのエジプト遠征に同行した学術調査団の報告を DVD 化し、英語訳も付けた

       Description de l'Egypte.
              Bibliotheca Alexandrina, 2004

という DVD がある。 これは、駐エジプト大使館で外交官としての研修中の(前)勤務先の卒業生が、わざわざカイロからアレクサンドリアの博物館まで行って入手して来てくれたものである。当然、置いていくべきものではあるが、まだ、DVD の作動確認をしただけで、ほとんど目を通してはいないので一旦持ち帰りたい(なお、ハード・コピー、つまり、原本は、国内のいくつかの大学図書館にある)。

その他、エッシャーに関係するもの(ペンローズ・タイルのゲームを含む)など一式も置いていくことにした。

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